変わっているうちの保護犬2匹の話、シーズーとの出会い
やたらでかいシーズーの里親になった話
こんにちは、てんです。
わたしは現在2匹の犬を飼っています。変わり者です。
「うちの子ちょっと変わってるのよぉ~」っていうその言葉の裏には我が子は他と違うのよ!という、自慢的な視点が入った気持ちではなく…。今までに飼った犬たちと比較して、客観的に見ても変わっています。もっと正確に言うと、変わっているのは2匹のうち片方、シーズーです。今日はその子と出会ったときのお話。
「一番引き取り手が無さそうな子ください」で迷わず差し出された子
最初に言っておきたいのは、わたしは「里親になることだけが素晴らしい」とは思っていません。それについての考え方を書いた記事はこちら
いずれはブリーダーから子犬を買い、イチからしつけをするのも夢です。
コリー犬が好きです。小型犬とか興味ありませんでした。
が、とにかく犬のいない生活に耐えられなくなっていた数年前のわたし。ちょうど彼さんと付き合い始めたころで、同居の話が持ち上がっていました。彼さんも犬好きなので「じゃあ犬オッケーなマンションにしよう」と、現在のマンションへ引っ越し。
街中では家賃がべらぼうに高くなるし、犬オッケーなところも少ない。すごく立地は悪いけど広くて家賃も相場、犬のために決めた家。次は迎える犬を決める準備です。とりあえず県内の保護団体に連絡をしたところ、すでに犬のために引っ越しをしてたことなどが信頼されたようで、ふたつ返事でOKを頂きました。
団体さん「どんな子がいいですか?」
わたし「小型犬(マンションの規定)で、一番引き取り手が無さそうな子ください」
迷いなく差し出された現・うちの子(笑)
犬種はシーズーで、川原をさまよっていたところをボロボロの状態で保護され、毛むくじゃらで目がやばいことになってて眼球摘出の一歩手前だったそうな。さらに老犬かもしれないから看取り覚悟です。と…。
老犬でも目が悪くてもいいけど、わたしシーズーだけは苦手だなって思ってたんですよね。なので結構悩みました。一番引き取り手が無さそうな子って自分で言っておきながら、好みじゃない子が差し出されるといざ悩む。人間そんなもんです。
結局なんで決めたんだっけかな?忘れた。とにかくそんな流れで決まったうちの子です。
シーズーって小さいのかと思ってたよ…驚愕のでかさにビビった初対面
さて、いよいよお迎えする当日です。
彼さんとふたり、まずは犬を入れるゲージを購入してから迎えに行きます。
わたし「これくらいの大きさでいいかな?」
彼「シーズーだしね、それくらいだね」
入りませんでした
奴はなんと10キロ越えの超大型シーズーだったのです。10キロって小さい中型犬…
ポッチャリというよりも…… ムキムキです。
初対面の人には「え!?でかい!」と100パー言われるムキムキさん。獣医師さんにも褒められる筋肉。そんなムキムキシーズーとの生活はここから始まったわけですが…
とにかく変わり者の面を徐々に見せてくれることになる子です。
犬は飼いなれているわたしでも、今までの犬の概念をくつがえされました。
もう見た目がすでに変わってるからね、君。